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いつも君を見守っている








この話は半分実話で、私の子供の頃の話が元になっています。
7歳の頃、初めて飛行機に乗って、従姉妹の家に遊びに行った時の話です。
従姉妹の家族と遊園地に行きました。
漫画で描いたように、アトラクションに一人で乗ることになり、私は少し緊張していました。
(この乗り物は、6歳から一人で乗れる物でした)
遊園地で一人で乗り物に乗るのも初めてだったし、子供ながらに安全バー(ベルト)が
ないのかと・・思ったのも、はっきり覚えています。
いざ乗ってみると、意外に高くて、つい下を覗き込んでしまいました。
その時、レバーに手を掛けていたため、ガクン・・と乗り物が下がってしまいました。
(レバーの上げ下げで乗り物が動くことに、当時の私は気づいてませんでした)
一瞬、『落ちる!!』と思った時、
グイッ!!
何かに引っ張られて、引き戻されました。
感覚では、首の付け根にゴムが付いてて、バイーーンと反動で戻ったような感じでした。
その時、子供ながらに『見えない何か』に守られた・・と思いました。
私の育った家庭では、当たり前に自然界に存在する神様や、自分達を守ってくれる存在がいる・・
幼い頃から、そう教えられていたので、すぐにそう思ったんです。
もちろん、エムは私の創作ですが・・モデルとなる存在はいます。
大人になってから、いつも助けてくれる存在が何なのか、知ることになります。
その話も、いつか漫画にするつもりです。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
Thank you for reading.